(終了)2019年9月18日(水)〜2019年9月29日(日)日本橋髙島屋S.C. 本館8階 ホール
1872(明治5)年、資生堂は当時の日本において唯一の民間洋風薬局として銀座に創業しました。1897(明治30)年に資生堂初の化粧品として発売され「赤い水」として親しまれた「オイデルミン」は西洋薬学の処方に基づく科学的な化粧水であるとともに、容器の美しいデザインでも評判になりました。
資生堂は時代時代に、さまざまな「美」を提案してきました。創業以来、それぞれの時代に愛されたロングセラー商品の数々。資生堂のデザインを代表する「唐草文様」。時代を代表する女優を起用した華やかな広告。1937(昭和12)年創刊以来、化粧品だけではなくファッションやカルチャーなど幅広い情報を提供してきた雑誌『花椿』。そして、優雅な女性像をイラストで表現した、クリエイターである山名文夫のデザイン。独特の世界観で見るものを魅了するフランスのクリエイター、セルジュ・ルタンスの世界。その容器自体が芸術作品のような香水の数々・・・。
資生堂は、いつの時代も女性たちの「美しくありたい」という思いに応えながら、さらに未来へと歩みを進めてきました。本展は、資生堂が創り出してきた過去、現在、そして未来を象徴する多様な「美」の世界を、9つの切り口でお楽しみいただけます。
主催:「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展 実行委員会
特別協力:株式会社資生堂・資生堂企業資料館
企画制作:ブルーシープ
アートディレクション:KIGI
会場設計:Harikae
ウェブデザイン:VEHICLE Inc.
https://shiseido-style.com
見どころ
会場では、商業アートとしても評価の高い歴代のポスターをはじめ、ロングセラー商品の数々など、約500点を一堂に展示。資生堂が創り出してきた過去、現在、そして未来を象徴する多様な「美」の世界を、9つの切り口でお楽しみいただけます。
「美」が現る
時代を代表する女優を起用した広告(ポスター)を展示いたします。
「美」を創る
ロングセラー商品を中心に、資生堂を代表する美しい商品を展示いたします。
「美」を描く
「資生堂スタイル」と呼ばれる優雅な女性像をイラストで表現した山名文夫のデザインや、原画を中心に展示します。
「美」が香る
その容器自体が芸術作品のような香水瓶を、約百点展示いたします。