
国立西洋美術館を題材にした絵本『森のはずれの美術館の話』の原画展を、吉祥寺・Blue Sheep Booksの一角で開催します。
作家・梨木香歩さんが紡いだ物語に、『リサとガスパール』で知られる画家・ゲオルグ・ハレンスレーベンさんが鮮やかな色彩を添えた本作。ある親子が美術館で絵と向き合うひとときの豊かさを描いた一冊は、これからの季節、贈り物としてもおすすめです。
会場では、パリ在住のゲオルグさんが描いた絵本原画を展示し、制作過程のスケッチも披露します。写真家の木村和平さんが撮り下ろした国立西洋美術館の写真も展示します。
また、50冊限定で梨木さんとゲオルグさんの直筆サイン入り絵本を販売します。また、物語に登場する国立西洋美術館の人気作品、ジョン・エヴァレット・ミレイ《あひるの子》をモチーフにしたぬいぐるみも登場します。
さらに、ゲオルグさんが世界各地で描いた水彩画およそ20点も展示・販売。
吉祥寺の小さなギャラリー空間で、冬の日に“絵を見ること”のよろこびを味わってください。
展示作品
『森のはずれの美術館の話』原画とスケッチ




私はもともと画家として出発したので、イラストレーションを本の中に再現された「絵画」だと考えています。使う油絵の具は、黄、赤、クリムゾンレッド、紫、青(実は2種類の青)、そして白の6色だけ。これらの色を音符のように捉えています。原画は、ポリエステル・ヴェラムという素材に描いています。いつか、この素晴らしい美術館を訪ねてみたいです。
ゲオルグ・ハレンスレーベン
木村和平による国立西洋美術館の写真





販売物
絵本『森のはずれの美術館の話』
価格:税込2,200円
「ひとが 絵と ふかく むすばれる ここには そういう ねがい が こめられている」
「人びとは 建築家の 結界のなかで 西洋のかけらたちと 出会う」
国立西洋美術館は、東洋に現れた「西洋への窓」です。数奇な運命を辿ってやってきたコレクションは、森のはずれの美術館で「西洋のかけら」としてきらめき、そこでは“東”と“西”が静かに見つめ合っています。そんな特別な場所で、人が絵と結ばれることの喜び、そして大切なものを見出すことの幸せを、二人の名手が静かな力強さで描き出した一冊です。
書籍の詳細はこちら



50冊限定で、梨木香歩&ゲオルグ・ハレンスレーベン 直筆サインつき書籍を販売します。

《あひるの子》のぬいぐるみ
税込2,640円
作中に登場する国立西洋美術館の人気作品、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵画作品《あひるの子》のぬいぐるみです。

ゲオルグ・ハレンスレーベンの水彩画
ゲオルグさんがパリや各地で描いた水彩画。
額装込み:12万円〜26万円(税別)
※一度ブルーシープの展覧会に使用した額を無料でおつけします
※作品は会期終了後にお届けします

フランス

ローマ近郊、イタリア

ローマ、イタリア

ヴィレルヴィルからトゥルーヴィルへ、フランス

開催概要
国立西洋美術館から生まれた絵本『森のはずれの美術館の話』原画展
会期:2025年11月5日(水)~28日(金)
営業日:平日(月~金)および11月9日(土)、22日(土)、23日(日)
時間:13:00-17:00
会場:Blue Sheep Books
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-5 MM吉祥寺ビル1F
*Google mapで「ブルーシープ」と検索
*JR・井の頭線吉祥寺駅から徒歩約8分、東急百貨店北側の大正通りを西に進み、チェックアンドストライプスが見えたら右に曲がってすぐ
入場:無料
問い合わせ:ブルーシープ 0422-27-5206(平日10:00−18:00)