「大ピンチ」はどこまで行く? 鈴木のりたけ『大ピンチを楽しむ』2025年9月22日一般発売

語り・絵 鈴木のりたけ

『大ピンチを楽しむ』書影

子どもが直面するさまざまなピンチをユーモラスに描き、ミリオンセラーとなった絵本「大ピンチずかん」シリーズ。今春、刊行された『大ピンチずかん3』でも、その勢いはとどまることを知らず、共感の輪が広がり続けています。
本書は、作者の鈴木のりたけへのインタビューを通して、ミリオンセラーとなったシリーズ誕生の背景から、創作の舞台裏、思考の変遷までをラフ画やスケッチとともに丁寧に記録した1冊です。ヒットの理由を探る鈴木自身の言葉から、作品のさらなる魅力と創作の深層に迫ります。

また、今夏からはじまる体験型の展覧会「大ピンチ展!」のメイキングや、絵本作家の原点でもある子ども時代のエピソードや人気絵本作家となるまでの経緯、そして15年の創作を通して追求してきた絵本づくりの哲学までを余すところなく紹介。『大ピンチずかん』シリーズのファンはもちろん、ものづくりに携わるすべての人に向けた、創作のヒントとエールがつまった“ピンチ・エンターテインメントブック”です。

書誌情報『大ピンチを楽しむ』

定価:税込1,980円(本体1,800+税)
語り・絵:鈴木のりたけ
インタビュー・構成:草刈大介
編集:大渕蜜
デザイン:漆原悠一(tento)
撮影:吉次史成(p033-048,060-068,081-096)
協力:株式会社小学館
印刷・製本:株式会社シナノパブリッシングプレス
仕様:A6変型、コデックス装、ケース入り、116ページ
ISBN:978-4-908356–76-6

発売スケジュール:
7月30日(水)ー8月18日(月)「大ピンチ展! 」横浜髙島屋会場で先行販売
8月21日(木)ー9月1日(月)「大ピンチ展! 」大阪髙島屋会場で先行販売
9月22日(月)全国書店で発売

【取扱店】
全国の書店
「大ピンチ展!」展覧会ショップ

【オンライン販売】
Blue Sheep Shop
楽天ブックス
Amazon

著者プロフィール

鈴木のりたけ(すずき・のりたけ)

1975年、静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーを経て絵本作家になる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞。『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞。第2回やなせたかし文化賞受賞。『大ピンチずかん』(小学館)で第15回MOE 絵本屋さん大賞2022第1位。『大ピンチずかん2』で第17回MOE絵本屋さん大賞2024第1位。ほかの作品に「しごとば」シリーズ、『たべもんどう』「おでこはめえほん」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『す~べりだい』『ぶららんこ』(PHP研究所)、『おしりをしりたい』(小学館)、『かわ』(幻冬舎)、『とんでもない』『なんでもない』(アリス館)、『うちゅうずし』(角川書店)、『たれてる』(ポプラ社)などがある。千葉県在住。2男1女の父。

展覧会情報

「大ピンチ展!」ティザービジュアル ©鈴木のりたけ/小学館

鈴木のりたけ「大ピンチ展!」

2025年7月30日(水)ー8月18日(月)横浜髙島屋ギャラリー〈8階〉
2025年8月21日(木)ー9月1日(月)大阪髙島屋 7階グランドホール

2025年10月8日(水)ー 12月7日(日)PLAY! MUSEUM(東京・立川)
2025年12月23日(火)-2026年1月12日(月・祝)ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場